弊社は、昭和7年に“町の屋根屋”として創業しました。
当初は会社ではなく、頼まれた仕事をする屋根職人としてのスタートでした。
その後、需要が拡大したことを機に、昭和39年に現在の滋賀県栗東市林429に拠点を置き、
有限会社加藤建材としてのスタートを果たしました。
創業者は言います。「瓦1枚1枚に反りが異なり、それだけに仕上がりは難しい。しかし、それらは美的感覚をもった芸術品だ」と。
お蔭様で、商を始めて、創業８８年。
会社設立５６年を迎えることができました。
そしてようやく、滋賀県No.1の屋根工事業となることができました。
これもひとえに、地域の方々の支えがあってこそだと思っております。
家を建築する際、屋根はあまり目につかないため、重要視されていないのが現状です。
しかし屋根は、雨露を防ぎ、夏の暑さから冬の寒さまでいかなる時も家を守り、
快適な住環境を作る重要な部分です。
弊社は、“お客様の財産を屋根から守る！”という精神で卓越した技術を誇示し、お客様に満足をしていただく。その一心で今日も屋根に上っております。
一方で、滋賀県瓦工事組合を設立し、昭和49年6月当社2階にて滋賀県瓦工事協同組合高等職業訓練校を創立し、後進の育成にも力を注いでおります。
近年、職人技を守る技術が減少していくなか、当社は、国家資格を取得し、十分な知識と技術を備えた社員が在籍しております。その育成ノウハウは、私自身がかつて奈良の某会社で社寺・仏閣の施工法を学び、自社へ戻った後に時代にあった施工法（土葺から桟葺他）へと変更したことなどが基礎となっております。自身が培った技術を惜しみなく職人に伝承することで、会社全体の技術がベースアップを果たすことは、 お客様の大切なお家をお守りすることにも繋がります。
会長の口癖でもある「自分の家だと思って施工するように！」をモットーに、今後も地域に密着し喜んでいただけるように技術を磨き続けていく所存です。
今後とも皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長　加藤 久幸